ブログ投稿¥・「決して高齢者の問題ではない孤独死」

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安田です(^^)

内閣府によると、孤独死とは
「誰にも看取られることなく亡くなった後に発見される死」
と定義されているそうです。

5月13日、衆議院で明らかにされた警察庁の集計によると、今年に入って1月~3月に自宅で亡くなった単身世帯の人は全国で21,716人に上り、そのうち65歳以上の高齢者が約17,000人で8割近くを占めているというニュースが報道されました。


これをもとに推計すると、日本の65歳以上の“孤独死”は年間約68,000人にのぼることになるのだと。
このニュースが報じられるや、X(旧ツイッター)では「高齢者の孤独死」がトレンド入りし、大きな話題となったそうです。

年間68.000人・・・我が国における、中小規模な市の人口くらいが孤独に消えてしまっているというわけです。

私のところにも、何人かの知人から「君がやってる仕事ってこういうことだったんだな」と連絡がありました。

このような報道がされることで、多くの人たちの認識として拡がっていくという側面は評価しますが、一方で気になったのが「高齢者の問題」としてクローズアップされている点です。
確かに間違ってはいないのですが、決して高齢者だけの問題ではなく、何歳であろうと一人暮らしをしている人全員に関係することなのです。

65歳以上が多かったということなのだと思いますが、個人的は高齢者というより、「社会と関わりの少ない人」の問題だと思います。
ようするに孤立した人ということですね。

現役世代の単身者は大抵仕事をして社会と密接に関わり、個人的にも随時、SNS等で誰かと繋がって連絡を取り合っています。
そんな人が突如として音信不通になったら、関わる人たちが心配し、二日三日に及べば部屋に行って確かめるだろうし、住居の管理者に解錠して貰って確認したり、場合によっては警察が突入することにもなります。そして、不幸にして亡くなっているのが発見されるというケースが多いのだと思います。

これも孤独死ではありますし、残念な結果ですが、私のような仕事をしている立場からすると、すぐに見つかった点では不幸中の幸いと言っていいケースだと思うのです。

孤独死現場の仕事を始めた当初は、「孤独死を減らす活動もしたい」という思いを強く持ちました。その思いは今でも変わりませんが、ある新聞記者さんに取材を受けた際に「人が自由に生きていく上で、孤独に無くなってしまうのは仕方のないことではないのか、どうしたって今後ますます増えていく一方だろう」と言われ、以来深く考えさせられたものです。

孤独死を少しでも減らしたいという願いは変わりませんが、せめて、亡くなってからすぐに気付いてあげられるようにならないものか・・・というわけです。

仕事をせず、近隣の人たちとの交流もしないで引き籠って暮らしている方は、部屋で亡くなってもしばらく気付かれないことになります。
そういう場合、大体一か月以上に及ぶことが多く、三か月以上経過というケースも珍しくないです。
ご遺体が腐敗して、その異臭が近隣に漏れ出し、苦情がいくようになるのがその頃だからです。

亡くなるのはある程度仕方のないこととしても、そんな酷い状態になるまで誰にも気付いて貰えないというのも更なる悲劇だなと思います。

この孤独死の増加に行政ももっと動くべきだという論調のようですが、行政だけで手に負える問題ではなく、私たちも個々にもっと意識し、行動するべき問題だと思います。

決して高齢者だけの問題ではなく、孤独に暮らす人の問題だと思うわけです。

望んで敢えて孤独に暮らしている人も多いとききます。
そう、どのような生き方も自由であり、自由の国である以上、それ自体を規制することはできません。

ただ、どんなに自由に生きられても、亡くなった後の片付けは自分ではできないわけで、そうなった場合のことはせめて考えて備えておくべきだとされる時代が、もうすぐやってくるのだろうと思います。

どのような対策を講じておくべきか・・・については、また別の機会に論じてみたいと思います。

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