孤独死現場のプロですが・・・

中央営業所の安田です。

ここのところペット臭解決の現場が続きまして、孤独死現場から三週間程遠ざかっておりました。

正直なところ、ネコのマーキング臭は最も脱臭が難しいのです。

孤独死現場の死臭は精神的ハードルが高いので、最も辛いという点で不動の位置にありますが、テクニカルで難しいのは、実はネコちゃんの方というわけです。

必要があってつけたニオイと、結果としてついたニオイの違いということでしょうか。

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死臭の脱臭よりずっと多い工程と日数をを重ねることになります。

これで消えたかなと思っていても、翌日確認したら殆ど戻っているということの繰り返し・・・

とはいえ、精神的には大分楽で、このまま孤独死現場は卒業し、ペット消臭専門で極めて行けたらなあと思ったりもします。
ここ最近で、大分スキルもアップしてきましたし・・・

幾多の孤独死現場を解決してきた私ですので、自分では大分慣れたつもりですが、依然精神的に辛いのは変わりないのです。

世の中のためになっているのだ!　と、使命感を持って、日々研究を重ねて解決に臨んでいますし、正直かなりのスキルを持っているという自負があります。

そして毎回、「あんなに悲惨だった現場をここまで解決したぞ」と、密かに自分を褒めています。

それでもやはり、慣れてはいても普通の人間ですので、孤独死現場は辛いのです。

昨日、孤独死現場の見積に行って参りました。
80代の男性が亡くなり、死後二週間程度の発覚ということで、この季節だし腐敗はさほどでもないのかなと思っていたのですが、かなり強烈でした。

ストーブの前で亡くなっていたので、腐敗が早かったようです。

しばらくぶりに強めの死臭漂う悲しい現場へ行き、その夜は大分気持ちが塞ぎました。

それと同時に、どうやってあの現場を効率よく、なるべく低予算で解決してみせようかと熟考しているところなのであります。

最終更新日: 2025年5月12日

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